新歓ブログ⑮「小蠅小話」

新入生の皆様こんにちは。新2年生の和田です。

これから皆さんは多くの困難に出会うでしょうが、

その最たるものが小蠅の発生でしょう。

この記事では、小蠅の繁殖の抑制から成虫の駆除に至るまでを書きたいと思います。

梅雨も終わりに近づき初夏の風も感じられるころ、

彼らは鸛に運ばれて家々のキッチンやごみ箱に生を受けます。

彼らの発生を防ぐためには徹底した生ごみ、食材の管理が必要です。

私たちの生活のために、彼らはその命を奪われることになります。

彼らは祝われることなくこの世界に生まれてくるのです。

この悲痛な運命を避けるために、彼らを発生させないことが肝要です。

過去の私はこの悲劇を避けられませんでした。

まさか、水耕栽培中の豆苗が彼らのゆりかごになるとは…

小蠅が来訪したとしても、決して嘆くことはありません。

彼らが繁殖することさえしのげれば、

彼らはその短くも太い一生を終えて天国へ羽ばたいていくことでしょう。

では、彼らはどこで繁殖するのでしょうか。これはまたしてもキッチンやごみ箱の中です。

適度な湿度と温度、充分な栄養が彼らの生きた証を次の世代につなげるのです。

第2世代の誕生は私たちの生活に小蠅が定着しつつあることを意味します。

彼らは爆発的な勢いで子孫を増やします。

ここまで小蠅が増えてしまうと、家でのんびりご飯を食べることは難しくなります。

なぜなら、小蠅達が料理を目指して飛来するからです。

あなたが小蠅をたんぱく源だと思っていない限り、小蠅を追い払う必要があります。

扇風機で料理に強風を吹き付けて飛行能力の低い小蠅を吹き飛ばすことが、

彼らから料理を守る唯一の手段です。

ここまで小蠅が部屋を飛びまわるようになったとしても、

彼らを根絶やしにする方法が1つあります。あなたに残された一筋の光、

それは部屋を空けることです。ごみを捨てたうえで1～2週間ほど部屋を開けるのです。

さらに麺つゆに洗剤を垂らしたトラップを仕掛けておきましょう。

食糧と産卵場所を失った妖精たちは、

麺つゆの甘い誘惑に誘われてそれが彼らにとって死の海だと気づくことなく、この世を後にするのです。

この、1～2週間部屋を空けるために最適なイベントが去年の私にはありました。

それは菅平合宿です。ラグビー部に入ればたとえ小蠅に悩まされたとしても、

この合宿で小蠅に別れを告げられるはずです。

ラグビー部に入りたくなりましたね？

#positive