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See the elephant 

  • 執筆者の写真: 東北大ラグビー部
    東北大ラグビー部
  • 2021年4月12日
  • 読了時間: 3分

皆さん、こんにちは。

同じポジションである麦からバトンをいただきました、3年の木村洋です。

非常に綺麗で、かつ強いタックルをする彼からバトンをいただき、とても嬉しいです。

先に次の人を指名しておきます。新歓を中心になって頑張っている太田楓芽君にバトンを渡したいと思います。



私は高校からラグビーを始め、大学入学前からラグビー部に入部するつもりでいたのですが、

入ってみてとても驚いたことがあります。

それは、部活の拘束時間が非常に短い ということです。練習は週5回あるものの、

その全てが朝練のため、お昼からの予定は授業しかありません。そのため、良くも悪くも時間が余るくらいありました。



入部当初、私は高校時代の唯一の反省である、勉強と部活の両立を徹底しようと心掛けました。

私は1年の浪人期を経て、東北大学に入学しました。

浪人時代は確かに有意義であり、精神的にも成長することができたとは思いますが、

高校3年間で他の人とは1年も差を開けるほど自分に学力がなかったことに失望したからです。

そうして始めのうちは、部活も勉強も頑張るにつれますます楽しくなりました。

しかし、ふとある時に高校の古文の先生の言葉を思い出すようになりました。それは、


三兎を追え」という言葉です。


二兎追う者は一兎も得ずという言葉があるが、そんなことはない。勉強、部活、学校行事の全てを全力で頑張れ。

という意味(だったと思います。)

厳しい部活だったとはいえ、その時でも三兎を追えと言われてきました。

(まあ一兎しか追えていませんでしたが汗)

それなのに、今は二兎しか追っていないぞ?足りなくないか?と考えるようになりました。

追う兎数を増やすことはそれだけ得る経験も増えるということです。



もっと様々なことを色濃く経験してみたい。

先日、副将である川田さんが、大学に在籍する目的を「いろんな経験をするため」と考えていました。

この考えに共感できる大学生はたくさんいるのではないでしょうか。

経験は人生に、幅を、深みをもたらしてくれるものだと思います。

たった21年しか生きていない私がそう思っているのですから、

それ以上に生きている方々はもっとそう思っているのではないでしょうか。

部活、勉強、バイトや様々な人との交流、映画鑑賞や読書、旅などといった大学生っぽい時間をただ平然と受け取り、

過ごすのではなく、それらを渇望し、行動し、全力を注ぎ、全て色濃く自分の経験にしよう。

勉強にしても様々あります。

大学での勉強だけでなく、資格の勉強や、私の場合は大好きな象の勉強といった好きなことを学ぶ勉強もあると思いますが、

どれも今まで以上に全力でやろう。

その経験は必ず自分のこれからの人生にも活きてくる。そう考えるようになりました。


(余談ですが、この文章のタイトルである See the elephant の意味は、

世間を知る・経験を積むといった意味です。)



後に、手帳にその日に何をしたかを記すだけでなく、日記も毎日書くようになりました。

新しい経験、そうでもない経験、どちらも鮮明に残るように。



そのように生きていても、自分はまだまだ井の中の蛙のようで、同世代の人を見てみても、学ぶことは多いです。

私には、明確に追う七兎がいます。

気になる人は直接聞いてください。とは言いつつも、まあ私のことなど気にする必要はありません。

しかし私からはこの文章を読んでくださった貴方に質問があります。




貴方は何兎、そして、どんな兎を追っていますか。

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